蟹の飼育時の冬眠について

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蟹の飼育時の冬眠について

蟹は冬眠するということを知っていましたか?種類にもよりますが、蟹の活動時期は春から秋までで、冬になり寒くなると冬眠するのです。蟹は寒さに弱いのですね。蟹の冬眠状態とは触っても動かない状態のことを指します。触っても動かないから死んでいるのでは?と勘違いする人も居るようですので、蟹を飼育する時は冬眠することを頭に入れておきましょう。

 

死んでいるかを見分けるためには、蟹を裏返したときに左右の足が対照的に縮めば生きている証拠です。死んでしまったら腐った魚の臭いがするのでわかるはずですよ。蟹を飼育している時に水温が下がって冬眠時期になったら、蟹の寝床の準備をしてあげましょう。蟹は土の中に自分で穴を掘って潜って冬眠するので、水槽の中に蟹が潜れる土を入れましょう。

 

寒さで凍ってしまわないように室温には気を付けておきましょう。もし、土が入れられない時は、石などに隠れて冬眠出来るように場所を作ってあげましょう。安心して冬が越せる空間を作ってあげることは大切ですよね。では、蟹は寒くなると冬眠することが分かりましたが、せっかく飼育しているのに冬になると土の中に隠れてしまうのは寂しいですよね。

 

春になれば自然と活動してくれるのですが、1年中活動しているところが観察したい時は蟹の入っている水槽にヒーターを付けて室温を20度以上に上げてあげると良いでしょう。そうすればいつでも元気で活動する蟹を飼育することが出来ますよ。